今の奴・・・
未分類
友達や彼女もできて青葉学級に元気に通いだしたのでこれまで鉛を飲み込んだ
ような重い気分はようやく霧がゆっくり晴れていくようにうすらいでいきました。
でも完全に晴れたわけではありませんでした。通学しだしたとはいえやはり
特殊学級なんだという意識が心のどこかにあったのかもしれません。
あわよくば元の学校に復帰できればいいなと思っていたのでしょう。
青葉学級は子供にとって心に負担の少ないところとはいえ、そこにもさまざまな
人間関係があります。
当然気に入らない子や嫌な気分にさせる子もいたでしょう。
時々行きたくないと言って休む日もありました。
そんな日も休みたかったら休んでもいいよと無理に行かせることはしませんでした。
強制することはますます子供のこころを閉鎖させてしまうからです。
自分の気持ちを親もわかってくれない、としたら何処に救いの手を差し出せば
いいでしょう。これほど子供を孤独にさせるものはありません。
この子は自分のペースで進んでいけばいいんだ、牛歩のように、ゆっくりと着実に。
ある日、青葉学級からの帰り道高校生らしき男の子2人とすれちがいました。
その高校生の一人がすれ違いさまにこうつぶやきました、今の奴・・・
ような重い気分はようやく霧がゆっくり晴れていくようにうすらいでいきました。
でも完全に晴れたわけではありませんでした。通学しだしたとはいえやはり
特殊学級なんだという意識が心のどこかにあったのかもしれません。
あわよくば元の学校に復帰できればいいなと思っていたのでしょう。
青葉学級は子供にとって心に負担の少ないところとはいえ、そこにもさまざまな
人間関係があります。
当然気に入らない子や嫌な気分にさせる子もいたでしょう。
時々行きたくないと言って休む日もありました。
そんな日も休みたかったら休んでもいいよと無理に行かせることはしませんでした。
強制することはますます子供のこころを閉鎖させてしまうからです。
自分の気持ちを親もわかってくれない、としたら何処に救いの手を差し出せば
いいでしょう。これほど子供を孤独にさせるものはありません。
この子は自分のペースで進んでいけばいいんだ、牛歩のように、ゆっくりと着実に。
ある日、青葉学級からの帰り道高校生らしき男の子2人とすれちがいました。
その高校生の一人がすれ違いさまにこうつぶやきました、今の奴・・・
スポンサーサイト
コメント