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心理セラピー

子供に自信をつけさせるにはどうしたらいいのか模索する日々がつづいていました。

子供なりの考えでは親からいくらかっこいいと言われてもダメで10人の同世代の人
たちから「かっこいい」と言われたら自信がつくというのですが、これは心理学でいう
他人からの承認欲求にあたるのですが現実問題としてそれはちょっと無理がある
ように思いました。

ではどうしたらいいのか・・・
キモイと言われたショックを完全に癒すことができるのだろうか? 

そんな時何年か前から購読しているメルマガでお知らせが載っていました。
この方は京都で心理セラピストをされていて、主にNLPを応用した独自の
セラピーで問題解決に導くものでした。

その方が札幌にきて個人セッションやワークをされるというのを知り、早速予約を
いれ当日を楽しみにしていました。

当日あるホテルの一室で子供の個人セッションがはじまりました。親は同席でき
ないということで、私は市内のべつな場所で時間をつぶしていました。

約2時間後子供から終ったから迎えに来てという連絡が入りまっすぐにホテルの
一室に向かいました。

部屋にはいると子供の顔がやや紅潮して明るくなって
いるのがわかりました。

セラピストの方からおおまかな説明を受けホテルをあとにしました。

さっそく翌日から小さな変化があらわれました。

いままでは1日中家に閉じってパソコンをやったりマンガを読んだりで
しかも昼夜逆転の生活をしていました。

それが朝8時ころに起きてきて花に水をやったり、外に出て運動をしたり、
パソコンも自ら時間を決めてやるようになりました。昼間も相当眠いのを
必死に我慢しているのがわかりました。

「今までの生活ではダメだ、絶対変わってやるんだ」 と意気込んでいました。
このままいい方向に変わっていってくれたらと祈るような気持ちでした。
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整形したい

ある日青葉学級からの下校中2人の高校生らしき男の子とすれ違いました。
そのうちの一人がつぶやいた言葉が子供の耳にとどきました。

「今の奴顔キモかったよな」
顔キモかったよな・・・
その時の子供のショックははかり知れないものがあったでしょう。

またあらたな苦しみが始まりはじまりました。
「そうかオレは顔がキモイからいじめられたんだ」それ以来鏡をみるのを
避けるようになっていきました。そして洗面所で顔を洗うこともしなくなりました。

確かにあの頃の子供の顔は覇気がなくうつろな目をしていました。
それが相手にキモく映ったのでしょう。

でも親バカかもしれませんが顔はイケメンの方だと思っています。
「キモイというのはほんとうに顔の造作が気持ち悪いのではなく
表情がくらいので雰囲気がキモく映ったんだよ」と言い聞かせましたが
それには子供は納得しませんでした。「顔がキモイと言った」と。

すっかり顔に自信をなくしてしまったようです。
悶々とした日が過ぎていき、ある日「オレ顔を整形したいんだけど」 
と言い出しました。「この鼻と目が気に入らない、このせいなんだ」

どうやって返事をしたらいいのか迷いました。
「今すぐには無理だけどお前が整形したいんならダメだとはいわない、
それで気がすむのなら」その時はそう答えましたが、

費用だっていくらかかるかわからないし、そんな余裕なんてどこにもありません。
しばらくしたら心変わりするだろうという期待がありました。

それよりもこの子に自信をつけさせるにはどうしたらいいんだろうか、
ということに気持ちが動いていきました。

今の奴・・・

友達や彼女もできて青葉学級に元気に通いだしたのでこれまで鉛を飲み込んだ
ような重い気分はようやく霧がゆっくり晴れていくようにうすらいでいきました。

でも完全に晴れたわけではありませんでした。通学しだしたとはいえやはり
特殊学級なんだという意識が心のどこかにあったのかもしれません。
あわよくば元の学校に復帰できればいいなと思っていたのでしょう。

青葉学級は子供にとって心に負担の少ないところとはいえ、そこにもさまざまな
人間関係があります。

当然気に入らない子や嫌な気分にさせる子もいたでしょう。
時々行きたくないと言って休む日もありました。

そんな日も休みたかったら休んでもいいよと無理に行かせることはしませんでした。
強制することはますます子供のこころを閉鎖させてしまうからです。

自分の気持ちを親もわかってくれない、としたら何処に救いの手を差し出せば
いいでしょう。これほど子供を孤独にさせるものはありません。
この子は自分のペースで進んでいけばいいんだ、牛歩のように、ゆっくりと着実に。

ある日、青葉学級からの帰り道高校生らしき男の子2人とすれちがいました。
その高校生の一人がすれ違いさまにこうつぶやきました、今の奴・・・ 

メンタルクリニック

さっそく市内にあるメンタルクリニックに電話をかけたところ、
「只今、半年先まで予約が入っていますがそれでもよろしいですか?」

との返事に、そんなに混んでいるのか、心に病を持っている人がそんなに
たくさんいるのかと、とても驚きました。

半年後でなければ診てもらえないなんてそんな悠長なことは言っていられないので
お断りし、別のクリニックに電話をいれるとそこは1週間後に予約がとれたのでした。

当日、妻が子供と一緒にクリニックにでかけて行きました。
私が仕事から帰ってきてから、その日の様子を聞くと担当の先生はとても物腰が
やわらかく、やさしい方で子供の目線で話をじっくり聞いてくれるとても物分りのいい
先生だったとのこと。

妻の話では妻と子供は別々の部屋で問診を受け最後に先生がいろいろとお話しを
されたそうです。先生のお話によると子供はこちらの質問にもしっかり受け答えができて、
これといった問題は認められないとのこと。 

それでも投薬をしてもらい、しばらく通院することになりました。
1週間に1度2ヶ月くらい通院していましたが、子供がもう通院しなくても大丈夫だという
ので通院は終わりにすることにしました。その後青葉学級に通うことになったのですが・・・

病名を知りたい

日記の大部分が記憶を辿りながら書いているので、内容が前後していることがあって
話しがつながらないこともありますのでご了承ください。

そういえば、青葉学級に通う前の半年の間にこんなことがありました。

子供がちょっと見せたいものがあるというので見に行くとインターネットで検索したもの
が表示されていました。

これを読んでみてというので読んでみると、それは精神科の先生のホームページ で
いろんなことで悩んでいる人たちの質問に先生が答えるといものでした。

そのなかである人が質問した内容がいまの自分の症状にかなりあてはまるというのです。

その質問に対して先生の答えは「統合失調症」の疑いがあるので、専門の先生に一度
みてもらったらいいでしょうという返事でした。

それを見て自分は統合失調症ではないかと疑がったのです。私の目から見れば統合
失調症とはあきらかに違うと思ったのでお父さんはお前がそういう病気ではないと思うよ、
と言うと子供は突然激しく泣き出したのです。そしてこう叫んだのです。

「自分が何の病気なのか知りたい、病名がわかれば治療方法も
わかるのにもうこんなに苦しむのは嫌だ!」


私も胸が張り裂けそうでした。このままだと本当にこの子は病気になってしまうんじゃ
ないだろうか、そんな不安が胸をよぎりました。





プロフィール

Author:癒しの花
不登校の子をもつ親です。
子供が苦しむ姿をみて親として何
かこころのサポートができないか
と思い心理セラピストになろうと
一大決心。今、心理セラピストを
めざして日々猛勉強中です。

同じ悩みをもつ皆さんと一緒に成
長していけたらいいなという思い
で情報発信をしていきたいと考え
ています。

「喜びは人に伝えることにより倍
増し苦しみは人に伝えることによ
り半減する。喜びも苦しみも分か
ち合えるそんなセラピストを目指
してはばたきます」

「私はあなたのこころの闇に希望の光を運ぶペガサスです」

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